クミコ伯母様が金縛りにあったときの話。


「仏壇から20人くらい、ぞろぞろ出てきたのよ」

「出てきたのよってあちらの方が?」

「そう」


大行列ですね、それは(^^;。

「金縛りが解けたあとに、仏壇の前にいって念仏を唱えて、

言ったの、『私はご先祖さまのお墓のこともすべてちゃんとしてきました。

もし出てこられるなら違うところへお出ましください』って」















違うところってどこΣΣ(゚д゚lll)!?


「伯母様・・・それってジロウ叔父様とかゴロウ叔父様のとこってこと?」

「そうよ」





⊂(_ _⊂⌒⊃ ドテッ


「『姉さんは墓、墓、墓って墓のことしか言わない』ってゴロウさんとかいうけど

私は本当にちゃんと全部やってきたの。あの人たちが考えなさすぎなのよ」



いまや、旦那様だったタロウ叔父様も他界し、長男の嫁として、本当に大変な

思いをされてきた伯母様・・・。


ジロウ、ゴロウ叔父様・・・ここまで恨まれてるとは思ってないだろうな〜

(汗)。

まあ、気がつくような霊感はあのお二人にはなさそうなので、大丈夫だろうと

思いますが・・・(^^;;;;;;;。



クミコ伯母様がいったことでハッとした言葉がありました。


「え〜、そんなにぞろぞろ?怖くなかったの?」


「怖くなんかないわよ。死んでしまってる幽霊

なんて。生きてる人間のほうがよっぽど怖い

わ」



確かに(^^;;;;;


さて、今日はぎっくり腰になって辛い、辛いという伯母様の腰に

パワーを注入してきました。パワーといっても、私のじゃなくて、

あちらの世界の。私はあくまでも変圧器(^^)


「あぁ・・・温かい・・・」


そう!自分でもびっくりするくらい、手のひらからもわーんと温かいものが

出ているんです。昔も合氣道の師匠に倣ってやってましたが、全然違う。

まったくといっていいほど。今でいうレイキみたいなもんでしょうか。

レイキは本しか読んだことありませんけどね。


面白かったのが、先週から痛がっていた伯母様を見ていて、やってあげようと

ずっと思っていて、いざ行こうとしたら「そのままじゃ、受けるから、ちゃん

と自分の身体とチャンネルを整えてから行きなさい」みたいな直感がやってき

たんですよ。


「そうだよな〜・・・ろくに運動もせず身体のケアもできていない、むしろ自

分に癒しが必要なボロボロの私じゃ、だめじゃーん」


そう思い、その前に2日ほどヨガと瞑想を集中的にやりました。

どうにか、チャージ。

やっぱりね・・・もっと神聖なる肉体を大事に扱わないとなあ・・・。

たまたま今日がタロウ叔父様の月命日。叔父様も力を貸してくれたかしら。

クミコ伯母様、早く元気になりますように。


ラスト近く、王蟲(オーム)の暴走。

「こうなってはもう誰も止められないんじゃ」

大ババさまが子供たちにいいます。


王蟲・・・・・

このアニメが大好きで、ジブリの作品では一番好きです。

汚れたものをきれいにしてくれる生き物はたくさんいるはずですよね・・・

土を耕してくれるミミズさんとか。

実は虫が超苦手なんです。。。申し訳ない。。。

とりあえず、飛ぶ虫以外はなんとか「ひいいいいいいいいとは

逃げずにいられるよう頑張っております(^^;。


「何かしら。こんなに胸がドキドキする」

ナウシカが何度も映画の中でいいます。


なんだか、今月はずっとそんな感じ。

先日もちょろっと書きましたが、6月26日。

気になる日です。関東の地震ではないと思うけど。。。


戦いは戦い尽くさないと、戦いきらないとやめない。

もし、日本の戦国時代に、どこかの国が「そんな悲惨な戦争はやめなさい。

平和の尊さがわからないのですか」と外から忠告しても、果たして武将たちは

耳を貸しただろうかと疑います。


どんなに悲惨なものか当事者が経験から理解し、平和へと歩み始める。

それが今日の日本(今後よからぬ方向へいかなければいいのですが)。

戦国時代に比べたら、随分平和になったものだと思います(^^;。


憎悪と闇に支配された心は、自分自身で光を求め始めなければ、そこから抜け

出せない・・・・・。

たぶん、止められるものではなく、そこを経ての未来なのだと思います。


風の谷のナウシカ 風の谷のナウシカ
久石譲、高畑勲 他 (2003/11/19)
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
商品の詳細を見る



ナウシカと悲壮感   ―宮崎 駿


実をいうと、長い間ぼくは“悲壮感”が大好きな人間だったんです。それが

「太陽の王子ホルスの大冒険」のときにパクさん(高畑勲氏)に徹底的に否定

された、理由のない悲壮感というのは結局一種の美学に過ぎないし状況とかに

は何の関係もない−


すごく納得がいったんです。悲壮感にはつねに憧れが先行しているでしょう。

だからそれを利用するやつが出てくる。「愛は地球を救う」という映画を作っ

たりとか、青少年を特攻隊に誘ったりとか・・・・・。おまけにそれは右も左

も関係なく似たようなことを言っています。だから否定しなきゃいけないし、

またそういうものは、自分というか、人間の一番情けない部分でもあるという

気がしますね。


「ナウシカ」にもそういう側面があるんじゃないかといわれたことがあるんだ

けど、自分ではちょっと違っていると思っています。いままで自分がとりあげ

なかったテーマを前面に出してやっているので、明るくやっていくわけにはい

かなくなったというのが本音なんですけどね。だから、別にとりたててつらい

話を作りたいとか、かわいそうな話を作りたいとかいう意識は最初から全然な

かった。ある状況の中で、ある人間が一生懸命できるのはどういうことかって

いうのを追求していくと、結局、ああならざるを得なかったという話だと考え

ています。


「風の谷のナウシカ」あらすじ
(まだ見てない方はネタバレしてますので、読まないでくださいね☆)


かつて人類は自然を征服し繁栄をきわめた。だが、「火の7日間」と呼ばれる

大戦争で、栄華を誇った産業文明は壊滅した。

そして、不毛の地と化した大陸に新しい世界は、巨大な蟲類がすむ有毒の瘴気

を発する菌類の広大な森となった。


それからおよそ1000年、わずかに生き残った人類はいま腐海に征服されようと

していた。


その腐海のほとりに、海からの風によってかろうじて瘴気から守られている人

口わずか500人の小国、つつましくとも心豊かに人々が暮らす「風の谷」が

あった。ナウシカはその族長・ジルの娘である。
 
彼女はメーヴェにのって鳥のように飛び、人々の忌み嫌う巨大な蟲・王蟲と心

をかよわせる自然との不思議な親和力を持つ娘であった。


物語は風の強い風の吹くある夜、風の谷にトルメキアの輸送機が墜落するとこ

ろからはじまる。この輸送機はペジテ市から奪った過去の遺物・巨神兵の卵を

ペジテの捕虜もろとも、国に運ぶ途中の船だった。トルメキアは周辺諸国を併

合・侵略し、残り少ない資源を独占して再び自然の征服者たらんとする軍事大

国だった。


船に乗っていた人々は全滅し、さらに追撃して来たトルメキア軍は風の谷をも

占領してしまった。

トルメキアのねらいは、この地で巨神兵を蘇らせ、その火で世界統一を計ろう

というものだった。その巨神兵こそが、かの火の7日間に活躍し、遂には人類

を破滅の淵へと追いやったバイオテクノロジーのおとし子だったのだ。


トルメキア軍は風の谷の族長を殺し、その女司令官クシャナはナウシカを人質

として連れ去った。そして、すでに占領していたペジテへの向かった。その途

次、一行は自分の国を滅ばされて怒りに我を忘れたアスベルの襲撃を受けた。

からくもナウシカはガンシップで脱出し、腐海へ不時着、撃墜されていたアス

ベルに偶然出会った。そして腐海の底でふたりはその秘密に触れた。


腐海から飛びたったふたりはペジテの市長たちと合流した。市長たちの考え

は、王蟲の子をおとりに、怒り狂う王蟲の大群を暴走させてトルメキア軍を壊

滅させようというものだった。


だが、暴走する王蟲には敵も味方もない。王蟲たちはペジテ市ものとも、戦車

をガンシップを、宇宙船を、そして人間を蹴散らし、踏みにじり食い破って進

み始めた。


しかしそれはペジテの人々の作戦のひとつだった。彼らの最終目的は、巨神兵

を奪回し、巨神兵を使って腐海を焼き払い、そこに生まれる清浄の地に新たに

都市を建設しようというものだった。


王蟲の大群は、巨神兵のいる風の谷に迫っていた。ペジテの人々の無謀な作戦

を知ったナウシカは、とらわれていた船から身を躍らせ、メーヴェに飛び乗っ

た。


しかし、時はすでに遅かった。ナウシカがいかに王蟲と心を通わせていたとい

っても、もうどうする術も持たなかった。


一方、風の谷も、そして王蟲たちももう救えない・・・・・ナウシカの絶望は

深かった。腐海こそが大いなる自然の自浄作用が生み出した神秘の森であり、

王蟲がその神秘な守り神であることを、ナウシカだけが知っていたのだ。


ナウシカは酸の湖で自分が助けた瀕死の王蟲の子とともに、暴走してくる王蟲

の前に立ち塞がった。人々がそれをただじっと見守っていた。そして、ナウシ

カの体が空に舞った。人々が目を伏せた。そのとき−奇跡が起きた。王蟲の暴

走が止まったのだ。傷ついたナウシカを、王蟲の大群が静かに取り囲んでい

た・・・・・


☆☆☆☆☆

だめだ・・・キーボード打ちながら、もう涙目になってる(笑) 

観れば必ず泣いてるサラでありました。


 
 目を閉じて
 
 耳を閉じて

 心を閉じて

 ぼく自身に戻る時間

 もう誰かに抱きしめてもらえなくても

 ぼくは ぼくを抱きしめる

 ぼくは みんなを抱きしめる



太田朋さんの「Soul(ソウル)」という絵本からの一節です。

どんな絵かな〜と思ってくれた方は太田朋さんのHPでどうぞ。


言葉はシンプルでいて、深く、ずーんと心の奥に響く感じです。


初めて読んだとき、自分の心に確かにあったのに、

見失ってた大切なものを見つけられたような、そんな気分になりました。



 泳ぎたいし

 歩きたいし

 飛びたいのだ



本屋さんでみかけたら、読んでみてくださいね。

で、気に入っていただけたら是非おそばに(^^)

Soul Soul
太田 朋 (1999/12)
プラザ
商品の詳細を見る


太田朋さんのHP

夜、眠る前、クリスタルボウルの音を流しながら眠るようにしています。

聴きながら眠りだしたら、病みつき(^^;。


ゴォォォォォン・・・・・



ズゥゥゥゥゥン・・・・・


で、いつのまにか


zzzzzzzzz・・・・・



眠る前は、私にとって瞑想お祈りタイム。

ベッドに身体を横たえてリラックスしたら、一日また無事に過ごせたことへの

感謝と、両親、兄弟、友人たちなどつれづれに頭に思い浮かぶ人たちに、

愛を送ります。


今までの道のり、私を支えてくれて「ありがとう」と・・・・・。


そして、母が流産した子、ポポちゃんへ必ず・・・・・。

たぶん、ポポちゃんが生まれていたら、私はこの世に生を受けていない

でしょう。



もしも、自分の中に誰かと戦っている部分、不安、不満、悲しみを見つけた

ら、そこに癒しがもたらされるように祈ります。


でも、ある日思ったんですよね。

自身の癒し、ヒーリングにはきりがないって(^^;。


それでも、私は深い肉体的、精神的痛みがひとつ、ひとつ解き放たれるよう、

祈らずにはいられないのです。。。



ゴールはインナーピース。



私が聴いているCDは「Heiwa Sanagi ∞ Peace Chrysalis 平和さなぎ ∞

ピース・クリサリス」というもので、シスターパッカの演奏を聴きに行ったと

きに、会場で販売されていたのを購入しました。

残念ながらAmazonにはないのですが、


↓どんな音なんだろうと思う方のために。ここで試聴できます。
Crystal Bowl Healing Crystal Bowl Healing
Steven Halpern (2003/08/05)
Steven Halpern's
商品の詳細を見る



瞑想に・・・安眠に・・・どうぞ。


<クリスタル・ボウルとは>

98.9%シリコン・クォーツで出来たサラダ・ボウルのような形をした楽器。

クリスタル・ボールの純粋な音は、視聴者の自己治癒力を増幅させ、精神的向

上を促し、細胞レベルでの病、あるいは健康を左右するエネルギー・フィール

ド構造を組み替え、7つのチャクラを活性化させるといわれています。


1994年の4月に発行された『an・an』より記事を抜粋してみました。

言ってること、今と変わらないですね、江原さん。

この雑誌、捨てずにとってありました(^^;。

江原啓之氏&林真理子氏

12年前の江原さん・・・やっぱ、若っ

☆☆☆☆☆

林 今日、江原さんにお目にかかれるのは、運命じゃないかと思って・・・・・。

江原 私も本当にそう思って、とても楽しみにしてたんですよ。

林 一週間も前からドキドキして、指折り数えて待ってたんです(笑)。

江原さんのところは予約がいっぱいで、見ていただくのはとても大変だそうで

すが、やはり若い女性が多いんですか。

江原 そうですね・・・・男女で分けますと80%が女性です。その中の半数が

20代から30代の方で、残りの半数が年配の方。確かに若い女性が多いですね。


林 話の内容はやはり結婚ですか。恋人のことですか。

江原 恋愛、結婚、そして仕事のことがほとんどです。

林 たとえば江原さんがこの恋人とは別れたほうがいい、というと皆さん実行

なさるのかしら。

江原 私は占い師さんと違って霊能者というのは、あくまでもこうしなさいと

断言するものではないと思っているんですよ。私たちは自由意思を与えられ

ていて、その中で起こる一つ一つの事柄―私はあえてこれを神様からのクイズ

と言っているんですが、その出題をどう解くのかは、その人にゆだねられてい

る。その人自身における、いわゆるカルマからすると、あなたはこういうこと

を今世学んでいかなければいけない、ということを助言するわけです。



霊能力に頼りすぎ、他力本願になるのは怖い。人生を切り開くのは

あくまでも自分の意思。― 林さん



林 右に行くのか左に行くのか決めるのはその人次第、と。

江原 ええ。ある程度の答えはだしているようなものですが、右に行きなさ

い、さもなければあなたは不幸に陥るとかいう言い方は一切しません。そうし

ないと本当のカウンセリングではなく、依頼心をわかせるだけになってしま

う。究極は私の仕事はないほうがいいんですよ。その人その人が生きる目的を

しっかり把握してくだされば、もう私の役目は終わる。


林 江原さんの助言を受けて、あとはもう自分の意思を選択で、力強く人生を

歩んでいかなきゃいけないわけですよね。

江原 そうです。

林 でも往々にして、今の霊能力ブームとか占いブームを見てますと、何だか

非常に他力本願で、ふわふわした表層的な部分が多いような気がするんです
が。

江原 今の流行で来る方、いますよ、やっぱり。私はいつ結婚するんですか、

どういう仕事につけばいいんですか、もうただそれだけ。結果だけしか求めな

い。でも私は単に道具にすぎないわけですから、私自身が何かその人に申し上

げることなんか、とてもじゃない、おこがましくてできません。



当てるのはではなく、霊魂との交信でわかる。

守護霊とのコミュニケーションで得たものを伝え、死後の世界を証明する

のが私の役目です。−江原さん



林 今、道具とおっしゃいましたが・・・・・。

江原 はい。私はスピリチュアリズム、日本語でいう心霊主義の思想の上に活

動している霊能者なものですから、いかにスピリチュアリズムを皆さんに理解

していただくかが大事でして。相談のときの最初の15分くらいは、シッティン

グというのですが、相手からは何も伺わずに私のほうから、その方にかかわる

通信がきているものを告げていく。


林 ああ、この頃よく言われるシッティングですね。

江原 それによって、ただ当たったとか、知らないはずのことがわかるとかを

思い知らせるのではありません。その方にかかわる霊魂、そして私自身にかか

わる霊魂との間のコミュニケーションで得たものを、ただお伝えするだけで

す。私がわかるのではなくて、死後の世界があるということを証明しているに

すぎないんです。私たちがなぜ生まれてきたのか、どうして今こういう立場に

あるのかを少しでも理解してもらえるように。


林 死後の世界があるということが、5、6年前までは何だかちょっと変な、一

種見せ物小屋的にとらえられていたでしょう。それが、この頃ごく普通の方で

も、死後の世界というものがあって、私たちが生まれてくるからには大切な意

味があるというように考え始めているような気がするんですが。

江原 私は死後の世界を意識しないほうがよっぽどおかしいと思うんですよ。

林 たとえば作家の吉本ばななさんとか、若い方ほど、そういう霊の世界とか

を素直に信じるような気がしますね。

江原 そうですね。ただそれを信じるがゆえに他力本願になっていく部分

と、本当に自分の人生を見つめていく部分と真っ二つに分かれてしまってます

よね。


林 たとえば江原さんに、いい人現れます?とか、お金持ちと結婚できます?

という、非常に表層的なことを聞くのは間違ってるわけなんですね。

江原 そんなことはないですよ。

林 でもちょっとでもいい目にあいたいという思いがいつもあって、占いで当

たる人がいるというとワーッと走っていったりするのは、浅ましいといえば浅

ましい・・・・・。

江原 いいと思うんです。むしろ懲りるまで行くべきなんです。

林 懲りるまで?(笑)。私なんか本当にいろんな所に行きましたよ。日本は

おろか、ロンドン、バルセロナ・・・・・。

江原 懲りるまで行くべきで、懲りたときにその予言をもらったことで、自分

の人生にどれだけプラスになるかというところにたどり着いたら、今まで通い

続けたことも正解ですよね。


林 でも人間って大きな不幸がないとなかなか、自分は何のために生きてきた

のかとか考えない。若いときの失恋くらいは、そんな大きな不幸じゃないと今

でこそ思えるけど、一遍すごくつらい目にあうと、何のために生きているんだ

ろうか、自分はどこに行くんだろうとか考えて、人間って何のために生まれて

きたんだろうってそこまで行き着いてしまいますね。

江原 そうなんです。ですからそのきっかけが大事で、本当に苦労というのは

真理に目覚めるきっかけだと思うんですよ。霊界の方々がおっしゃるにも、や

はり苦労しなければ駄目なんだと。ただ私がいくら言ったところで、人生の中

で区切りがつけられる、そういう時期がくるまではやはりなかなか目覚められ

ないとは思うんですが。



幸せの価値観は人によって違うもの。


林 江原さんが若い女性に、今いちばん言いたいことってどういうことでしょ

うか。

江原 私の話はすべてそこに行き着いてしまうのかもしれませんけれど、ご自

身が何を求められてこの世に生まれてきたのかということをもう一度考え直す

べきだということ。その上で価値観をもう少し・・・・・。


林 変えなければいけない?

江原 ええ。いろいろな情報だとかに押し流されるばかりでは、自分の魂を見

つめて生きるということが何もできないわけですよね。もう一度自分というも

のを確立していかないと。


林 人がやるからこういうふうに生きたいというのではなくて。

江原 幸せの価値観というのはまったく違うと思うんですよ。こんなことを言

ったらただの理想主義のきれいごとのように聞かれてしまうかもしれませんけ

れども、物質的価値からもうちょっと精神的価値というほうに移らなければ、

本当の幸せは得られないんだということを、少しでも理解しようとする心に目

覚めてほしいと思いますね。


林 でもバブルがはじけた後、何かそういう動きがありますね。洋服も要らな

いし、有名なんかにもなりたくない。ただ愛する夫と子供がいるような人生が

欲しいの、でもそれが難しいのという・・・・・だからアドバイスが欲しくな

る。江原さんがお会いになって、こういう人は困るというようなことはありま

すか。

江原 ええ。私は魔法使いだと思って来る方がいちばん困りますね。

林。何かしてよ、みたいな。

江原 ええ。私は魔法使いじゃないということを必ずお話しするんですが。要

するに本人の我と執着というものが、魂をもっとも曇らせるもとなんですよ。


林 うわー、何か私のこといわれているみたい(笑)。

江原 でもこの世での悩み事というのはだいたい我と執着から生まれるもの

で、そこにひとつ大きな愛というものを持つことによって、すべてが解き放た

れるのに。本当にちょっとした着眼点で、と思いますよ。たとえば恋愛ひとつ

とっても、これはどうしてこうならない、彼はどうしてこうなんだと。それは

自分自身の我と執着なわけですよ。彼を自分の思うように操ろうとするからそ

うなってしまう。


林 でも操りたくなっちゃう。

江原 それは本当の愛情じゃなくて、我からくる愛情で。もっと大きな愛情

で、大きな目で彼を見てあげればいいわけで。


林 でも我と執着って私もいつも悩んで。何でこう不幸なんだろうと思うと、

ここにすべて行き着いちゃう。本当に嫌だなと思うけれど、働いている女って

みんな我と執着がある(笑)。

江原 それは万人に共通してますけれどね。

林 江原さんは子供の頃から霊能力が強くて、日常生活にも差し障りがあるほ

どだったとか。

江原 生まれたときからというか、生まれる前のお腹の中の記憶もあって。小

学生のときには、教室では皆のオーラが強すぎて、黒板も見えない。子供で知

識もないからオーラなんてのはわからないわけですよ。それでさんざん、自分

が病気じゃないかと随分悩みましたね。


林 何か使命を持ってこの世に生まれたということで、このお仕事をなさろう

と思われた?

江原 それを本当に自覚したのは18を過ぎた頃でしょうか。4つのときに父親

が死んで、それも全部見えていましたし。



人間と守護霊の精神的距離感が重要。


江原 それで15のときに母が死んで、自分の中でどんどん支えがなくなって。

反対に霊的現象はどんどん強くなって、精神的にひどい状況になる境の所をず

うっと通ってきたわけです。


林 ご苦労なさって。

江原 そういう中で自分自身の人生を見つめるようになって。それに死後の世

界というものも私には見えているわけで、その葛藤の中で、自分がそういう目

的で生まれたのなら、とことんそれにつかろうではないかと。半ば開き直りも

ありました。


林 (左肩を触りながら)お話ししているうちに、ここら辺が熱くなってきた

んですけど。

江原 ええ。

林 反対側は寒いんですけど、こちら側がカーッと熱くて、これは江原さんが

何か・・・・・。

江原 おばあさんがそこにいるんですよ、林さんの。

林 私のそばにですか。

江原 はい。いろいろお話ししてらっしゃいます。

林 私の守護霊は祖母・・・・・?

江原 守護霊というのは総称なんです。で、中心になる霊魂とものすごく古い

時代の霊魂が大体ついています。でなければその人を守りきれないんですね、

最近死んだくらいの方では。このお祖母さんは守護霊の補佐をする補助霊です。


林 守護霊は一人じゃないというと、たとえば何人くらいついているんですか。

江原 人によって違うんですよ。林さんの場合、今見えるだけで5人いらっし

ゃいますね。


林 多ければ多いほどいいということではないんですか。

江原 多いほうがいいです。

林 普通は何人くらいですか。

江原 2人から3人。

林 数が多ければ多いほど嬉しいな(笑)。

江原 でもきりがないんですよ、守護霊にはまた守護霊がいますし。それで最

後にはひとつになっちゃうんでしょうけどね。


林 運がいい人というのは、守護霊も違うわけですか。

江原 それは、人間がいて守護霊がいる、その精神的距離がどれだけ近くなっ

ているかということだと思います。要するに魔がさすというのは、守護霊との

間に精神的距離感が出来上がってしまって、そこに魔が入ってしまう−曇り空

で太陽が見えないようなものですね。自分自身に光が差し込んでこない。人間

だから、我や執着、常にあるんです。けれど一つ一つ反省していくことによっ

て、どんどんこの距離が縮まる。こういう人は常に高級霊と一緒にいるような

ものですから、いわゆる“運が強い”になるんでしょう。


林 それは生まれつきですか。

江原 心境です、完全に心境です。人間と同じです。心境的なものが違ってく

ると、人間も距離感が生まれるでしょう。あれと同じです。


林 運が強い人が皆いい人かというと、そうでもなくて・・・・・。

江原 ええ。たとえば執着の念をどんどん強くすればそれを獲得することはで

きる。けれどその分のお返しは必ずきます。それはその人のカルマになってい

くわけですから。



今世と前世には必ず共通点がある。


林 でも難しいですよね。自分でいくら努力したって、幸せになれないときは

なれないし。

江原 これはすごく切ない言い方ですが、私たちは苦しみの中に幸せを見つけ

ようと思って生まれてきているわけですから。


林 それはわかるんですけれど、何かよそを見ていると、別に苦しみがなくて

も幸せそうな人はいっぱいいて、何で私だけこんなにと思うとやっぱ

り・・・・・。

江原 ただもうひとつ心霊的な部分で申し上げると、この世にいる人たちが、

すべて同じ魂ではないということ。転生、つまり生まれ変わりによって、魂の

レベルが違うんです。本当に何もなくて穏やかな人生を送っている、それだけ

で幸せだなと思うかもしれないけれど、その方の場合は魂が若いんですね。


林 数多く生まれ変わればいいというものではない・・・・・?

江原 回数が多いのはそれだけ経験を積んでいるということ。その人に絶えら

れない苦しみは絶対にカルマとしては背負いませんから、大きな悩みを抱えて

いるならそれを受ける大きな器が用意されているというわけで。


林 ええ。


私の守護霊はお坊さんなんです。日々の中に悟りがあるのだから

日常を大切にと言います。−江原さん



江原 忘れてはいけないのは、私たちは波長を持って生きているということ。

自分自身が清らかな波長を持っていれば清らかなものが寄ってくるわけです

よ。だからよく霊がついたなんて言うけれども、私はつかれる自分、自分の心

の波長が悪いからだと申し上げるんです。


林 今のお話、私反省すべきことばっかり・・・・・。本当に当てはまる。た

だ頭ではわかるというか、明らかにひとつの理想形みたいなものは見えるんで

すけれど、なかなか業が深くてそこにたどり着けないですね、人間って。

江原 でも、必ずたどり着こうと思っているかいないかで生き方は変わります

からね。


林 すごく不幸で嫌なことが起きるというのは、さっき江原さんがおっしゃっ

た、その人にそれが耐えられる器があるということと、もうひとつは何か教え

てくれようとしている・・・・・。

江原 今世の部分だけでは見えないこともあります、前世もありますから。

林 前世は見えるんですか。

江原 ええ。

林 じゃあ私の前世を教えていただけますか。

江原 それは今見ている最中なんで、もうちょっと時間をください。人生の大

きなポイントが必ず出るはずですが、簡単にはわからないんです。一人一人の

人生ですから。


林 守護霊がこの人の前世はこうだったと教えてくれる?

江原 そうです。ただ何だったかなということにあまり興味を持ってないんで

ね、後ろの方は。どんな人でもそれは別にどうでもいい、それよりもどんな人

生だったのかが重要で、共通点があるんです。


林 へえー。


オーラの色に魂の磨き方が現れる。

失敗克服のため人は生まれ変わる。だから前世と今世には密接な関係が。



江原 前世にあったことと、今自分にあることと、必ず共通点が出てきます。

今世においても同じことでぶつかっている。


林 じゃあそれがわかればクリアすればいいわけですね。

江原 そうです。

林 でも前世も、そのまた前世も同じ失敗を繰り返している?

江原 それを克服しようとして生まれ変わっているわけですよ。

林 なるほどね。ところで、江原さんがパッとご覧になって、この人の魂の磨

き方は低いとか、おわかりになりますか。

江原 それはまあわかります。

林 どういうふうにわかるんですか。それも守護霊?

江原 いや、オーラが違うんです。オーラって正直ですから、その色にすべて

出ます。


林 何色がいちばんいいんですか。

江原 オーラには肉体を表すオーラと精神を表すオーラと2種類あるんです。

それこそ本当に高い心境で、また高い霊魂に見守られている方は、やっぱり金

色になります。


林 低い人は黒かったりして。

江原 そうです。林さんは・・・・・。

林 黒くないですか?

江原 大丈夫、全然黒くないですよ。しっかりと紫が入ってますね、これがあ

るということは、とっても信仰的な気持ちがあるということです。


林 へえー。

江原 (林さんの頭の後ろに目をやり、うんうんとうなずきながら)前世は巫

女さんですね。本来は武家の娘だったのが、お家のため、またお父様の考えで

巫女に出されたようです。戦国的な時代ですね。そのときにこの方はすごくお

父様を恨んで・・・・・ある一時期まで男性に対するコンプレックスがとても

強かった。でもその後結婚されてます。


林 じゃあ巫女さんをやめて。

江原 その時代にしてはかなりのお年になってからの結婚。でも旦那さんはか

なり早く亡くなってますね。この方は父親とか男の人、要するに家の柱とか男

社会を常に意識していた人生でした。だから非常に内向的な部分、林さんにも

本来とても内向的な部分があるんじゃないかと思います。もちろん現象そのも

のまで前世と同じというわけではありません。要素だけを受け止めなければい

けませんから。
  

                *

 ぜひ個人的に見てほしいという林さんと、私も話したいという江原さんの希

望で、おふたりは別室へ移動。小一時間後に戻った林さんの瞳は、心なしか潤

んでいるようにも見えて。

林 いろいろ悩みがあったんですが、私が話す前に江原さんはすべてわかって

いて、的確なアドバイスをくださいました。人間は一人で生きているわけでは

ない、家族をはじめいろいろな人に助けられているんだということを痛感し

て、とてもいい経験になりました。前世の人は男社会に反発していたんです

ね。男の人とどう生きていくかが私のカルマなのかしら・・・・・。


                  『an・an』1994 No.918 4・22号より

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